こんにちは!Lenocoです。本日も見てくださりありがとうございます。
今回は前回に引き続き、プログラミングとの出会いについてお話したいと思います。
10年以上前の新人研修の話
新人研修でC言語、C#、Visual Basicをやったという話ですが、
C言語の研修ではオセロを作りました。それについては前回のブログを見てくださいね。
そして今回ですが、C#・・・の研修については内容を忘れてしまったので、
印象に残っているVisual Basicの研修についてお話していきます。
たぶん、わたしが今一番得意とするVBAに一番近い言語を勉強したのはこの時が始めてだったはずです。
Visual Basicの研修
このVisual Basicの研修では、みんなで家電製品を作ってみよう、ということになりました。
「家電を作る??どういうこと?」となりましたが、どうやら、各家電の機能をプログラミングで再現してみようということらしいのです。
新卒5人で好きな家電を各自選びました。
※それなりに機能があるもの、というのが条件でした。
テレビ
洗濯機
プレステ
電子レンジ
(確か)冷蔵庫
プレステは家電に入るのかという疑問は置いといて、
わたしは電子レンジを選びました!
ちょっとここで、VBAとVB(Visual Basic)の違いについて触れておきます。
今調べてみましたが、VBって、まず入出力用の画面を作る必要があるんですって。
そしてVBAはExcelを画面として使うことができるので画面作成の必要がないということらしいです。
また、VBAはVBをもとにして作られた言語なので、
VBAを勉強してからVBを勉強することもできるし、その逆もしやすいとのことです。
これらのことを踏まえて続きをどうぞ。
各自、家電の画像が必要になるため、まず画像探しから始まりました。
この画像を用意するところ、すごく覚えているのですが、
無印の電子レンジの画像を検索して、それをペイントでイラストにして使いました。
電子レンジが閉じているところ、開いているところ、そして電子レンジの中に入れる食べ物の画像も自分でイラストを描きました。
イラストを描くのはわりと得意な方だったので、すごく楽しかったのを覚えています。
昔を思い出してペイントで描いてみました。
思わず力作ができてしまいました。笑
これが「閉じている電子レンジ」です。
これが「開いている電子レンジ」です。
そして、家電が置いてある場所って、「部屋」ですよね。
この大元になる部屋の画像は先輩方が用意してくれました。
(急に雑ですみません 笑)
このような画像で、一つの部屋をイメージしています。
部屋の中に各家電があり、家電をクリックすると、各家電の画像へ飛び、
家電を操作することができる、というものでした。
例えば電子レンジであれば、右上のレンジの画像をクリックすると、
ひとつ前の電子レンジの画像が表示される、というイメージですね。
なんだか、想像するとわくわくしませんか?
今思い出しても楽しい気持ちになるのですが、
前回のオセロに引き続き、ちょっとしたゲームをみんなで作っているような、当時はそんな気分でした。
食べ物の画像はこんなかんじ!(シンプル!)
画像ができたら次は機能の部分です。いよいよプログラミングの段階となります。
電子レンジの機能としては、以下を想定していました。
・ドアを開ける/閉めるの動作
・食べ物を入れる/取り出す動作
・あたため時間の設定(10秒/1分/10分)
・あたためスタート後、右窓に時間のカウントダウン
・あたため具合により食べ物の状態が変化
・あたためキャンセル
各食べ物に温め適正時間を設定しておき、適正時間より前なら温め前の状態と同じ、適正時間内ならうまく温められた状態、適正時間を過ぎてしまったら焦げてしまう、という仕様でした。
VB自体が初めてなので、教育担当の先輩に教えていただきながら電子レンジの機能を徐々に実装していきました。
一つ一つの機能が出来上がるたび、それはもう感動の嵐でした!
VBAでもどのプログラミング言語でもそうですが、
自分がこうしたい!と思った動きが実現できたとき、とてもとても嬉しい気持ちになります。
それはこの当時も今も変わらずです。
基本的な画像の操作の仕方などを教わってから、
ひとりで黙々と作業を進めていたのですが、
先輩に動きを確認してもらっていたところ、致命的なバグが発覚!
ドアを開ける→食べ物を入れる→ドアを閉める→ドアを開ける
→食べ物が消える!!
電子レンジの中でおバカなイリュージョンが起きていました。笑
先輩と一緒に大爆笑しました。
バグを解消し、一通りの機能を完成させ、
ついに各家電の発表の日となりました。
おそらく機能の作りとしてはみんなほとんど大差はなかったのですが、
デザインが良かったので(?)、わたしが優勝しました!!!!!!!笑
女性一人だと何かとお得な会社でした 笑
優勝したからといって何かもらえたりしたわけではないのですが、
プログラミングが初心者のわたしとしてはとても嬉しく、自信につながった出来事でした。
まとめ
この会社に在籍している期間は2年と短かったのですが、
その期間にHTMLやJavaScriptでのホームページ作成やActionScriptでのFlash作成などいろいろと経験させていただき、
どれもこれもデザインと関わっている部分が多く、非常に楽しく勉強させていただきました。
退職後はしばらくプログラミングからは離れていたのですが、
約4年後でしょうか、時間が経ってからもVBAを一から勉強しようと思えたのは、
この新卒で入った会社での経験があったからではないかなと思います。
プログラミングはまったく得意ではありませんでしたが、
特別大きな苦手意識などはなく、割とすんなりのみ込めて、
「プログラミングってやっぱり楽しい!」となるまでさほど時間はかかりませんでした。
そしてそのVBAを勉強し始めたときの仕事環境もとっても良かった!
その時の話も書いたのでよかったらご覧ください!
【Excel VBA】【マクロ】【Lenocoの思い出話】Excel VBAを勉強し始めたときの話
身に付きはしなかったけれど、プログラミングって楽しいんだ!と思った話その②でした。
最後まで見ていただきありがとうございました!
Lenoco